グーペでコンテンツを作るコツ
コンテンツを整理して
閲覧者の理解を深めよう!
中小企業はコンテンツプランが大事
グーペはホームページの知識がなくても簡単に作成できるように、どんなページを作れば良いのかという部分に関しても、管理画面を見るだけで、概ねアテをつけられるようになっているため、誤り悩むことなくホームページを作っていくことができるようになっています。
管理画面の中にある「メニュー」のところにはお店のメニューを入れ、カレンダーには予約状況やイベントなどを入れ、スタッフ紹介ではスタッフの紹介を行うように、飲食店、美容院、マッサージなどの店舗型なビジネスを行っているような方にとっては非常に簡単にできています。
ただ、その中でも中小企業の会社のホームページを制作する際は、少し当てはまりにくく、中小企業の場合、飲食店のようなメニューがあるわけでもなく、スタッフの紹介をしたいわけでもありません。
掲載すべき情報は主に「サービスに対する考え方」や「サービスの内容」「事業内容」だったりするわけです。店舗商売などと異なり、サービスの価格表示を望まない事もしばしばです。
そうなるとグーペの管理画面にある「メニュー」の中に組み込んでいくことは難しくなります。
中小企業の場合は、それなりにコンテンツプランを検討しながら作っていく必要があるのです。
当ページでは、そういう方々にために、コンテンツを作る際のコツをお教えします!
訴求軸を分類しよう
まずは、グローバルナビゲーションに入るコンテンツを訴求軸で切り分けましょう。
グローバルナビゲーションとは、ホームページの上部や左部に表示されるナビゲーションです。
サイト全体を行き来しやすいように、網羅的なリンクが掲載されます。
ホームページにおいて、グローバルナビゲーションはどのページにも表示されます。
グローバルナビゲーションを見れば、ユーザーが見たい情報をすぐに探せるようになっています。
まずは、上記のグローバルナビゲーションに組み込まれるべき情報軸から考えるようにしましょう。
中小企業のサイトで多いのは
- 企業理念
- 会社概要
- サービス紹介
- 事例紹介
- お問い合わせ
このあたりが一般的です。もちろん、ご自身の事業に合わせて他にも伝えるべき訴求軸があれば足していただくのが良いかと思います。
あれ?お知らせはグローバルナビゲーションに含めなくていいの?と思う方も多いかと思いますが、店舗系のホームページですとお知らせには休業のお知らせなどが含まれるので、見せる必要のあるコンテンツにはなってきますが、中小企業の場合は、グローバルナビゲーションに入れてまで訴求するお知らせは少ないため、グローバルナビゲーションには載せずに、トップページにのみ掲載させれば良いかと思います。
(グローバルナビゲーションには掲載させずにトップページにのみ掲載させる方法は後述させていただきます。)
では、上記、コンテンツをグーペの管理画面の項目に当てた場合
- 企業理念【フリーページ】
- 会社概要【フリーページ】
- 事業紹介【フリーページ】
- 採用情報【フリーページまたは求人ページ】
- お問い合わせ【お問い合わせ】
となります。
このようにほぼフリーページを利用するケースが多くなるのが企業紹介系の中小企業ホームページです。
上記のように決まったグローバルナビゲーションに組み込むべきコンテンツをメインコンテンツと呼びます。
この中でも「事業紹介」は情報が深くなりやすいので掲載情報が膨大になりやすくなります。
たとえば、事業の中に
- システム構築事業
- 人材派遣事業
- 人材教育事業
などに分かれ、それぞれに多くの掲載情報が必要な場合、事業紹介ページの中に全てを組み込んでしまうと
最後の「人材教育事業」はページの下の方になってしまい、「人材教育事業」に興味のあったユーザーは情報にたどり着きにくくなってしまいます。
では、ページを分けて制作しようとすると、グーペの仕様上、作ったページはグローバルナビゲーションに掲載されてしまうため
グローバルナビゲーションが
- 企業理念【フリーページ】
- 会社概要【フリーページ】
- 事業紹介【フリーページ】
- システム構築事業【フリーページ】
- 人材派遣事業【フリーページ】
- 人材教育事業【フリーページ】
- 採用情報【フリーページまたは求人ページ】
- お問い合わせ【お問い合わせ】
ということになってしまい、今度はグローバルナビゲーションが情報過多になってしまいます。
そこで、ページを追加してもグローバルナビゲーションに表示させない方法があるのでお教えします!
メインコンテンツの下層にページを追加しよう
ページを追加してもグローバルナビゲーションに表示させない方法があれば、上記の事例のように、
「事業紹介」というメインコンテンツの下に「システム構築事業」「人材派遣事業」「人材教育事業」という下層ページを設置することができるようになります。
では、その方法ですが、ページを制作する時と作ってあるページをナビゲーションから非表示にさせる場合の2パターンがあります。
ページを制作する場合
フリーページを作成する際に、ページの下部に「登録」と「下書き」の2種類が存在しています。
「登録」ボタンを押すと、知っての通り、ページが登録されます。ナビゲーションにも自動的にページを追加します。
それに対して「下書き」というページを押しても「ナビゲーション」に表示されることはありません。
いわば、作りかけのページを一時的に保存するために用意された機能です。
ただ、実はこの「下書き」という保存方法なのですが、直接サイトのアドレス(URL)を入力すると表示されるように出来ているのです。
そのため、実際は
作りかけのページを一時的に保存している
のではなく
出来上がったページをナビゲーションに表示していないだけ
なのです。
この仕様を利用することで、ナビゲーションに表示させずにフリーページを追加することができます。
但し、ナビゲーションにリンクがないため、どこかしらのページから自らリンクを設定しないとそのページに行きつく手段がありません。
上記の例ですと、「システム構築事業」「人材派遣事業」「人材教育事業」のページを下書き保存で制作し
「事業紹介」ページの中で、その3ページに対するリンクを設置させることで「事業紹介」ページの下層ページとしての「システム構築事業」「人材派遣事業」「人材教育事業」が出来上がります。
既に作り終わっているページを非表示にする場合
では、既に作ってしまったページ、または、ページを作る際に「下書き保存」ではなく「登録」を押してしまった時にどうすれば良いのか?
二通りのやり方があります。
まずは、制作したページを再編集するときに、ページ下部に「更新」と「下書き保存」があるかと思います。
この際に、改めて「下書き保存」を押せば、ナビゲーションに対して非表示にさせることができます。
または、グーペの管理画面の中の設定の中に「ナビゲーション」という項目があるので選択してください。
ページ内に入ると各コンテンツの一覧が表示されています。その右側に「表示設定」という項目があります。
ナビゲーションに表示されているコンテンツは、その「表示設定」の部分が「表示」となっているはずです。
そこを「下書き」に変更することでナビゲーションに対して非表示にさせることができます。
「表示」「下書き」以外にも「非表示」というのがあるのですが、「非表示」にしてしまうと、URLを直接入力しても表示されなくなってしまうので、「下書き」に設定するようにしましょう。
この方法を取ることで「お知らせ」に関してもナビゲーション上非表示にすることができます。
お知らせへのリンクはトップページに表示されているため、改めてどこかのページにリンクを設定する必要もありません。
お知らせがそれほど重要でもないようなサイトの場合は、ナビゲーションを少しでもスッキリさせるために「下書き」設定にするのもテクニックのひとつです。
まとめ
このようにナビゲーションの非表示機能を利用することで、コンテンツを作りやすくすることができます。
デザインをキレイにすることは悪い事ではありませんが、ホームページにとって何よりも重要なのはコンテンツです。コンテンツで何を伝えるのかが非常に重要なのです。
そのコンテンツがあまりにも簡素では、伝えるべきことが伝わらなくなってしまいます。
ご自身にとっては常識的な事であっても、閲覧してもらうユーザーにとっては知りえない事はあります。
しっかりともれなくコンテンツに情報を掲載し、ホームページの成果を上げられるようにしましょう。